東根市収蔵 菅原洸人作品展 ―愛しきパリへ―
2019年03月09日〜2019年04月07日
美術館|企画展
菅原洸人 《広場の画家》 油彩
東根市では現在、450点に及ぶコレクションを収蔵しています。
このたびの展覧会では、その中から、東根市ゆかりの画家である菅原洸人の油彩・水彩素描作品をご紹介します。
一昨年、菅原洸人のご遺族より寄贈を受けた新収蔵作品20点を含む約40点を一堂にお披露目いたします。
パリを中心とした、美しく情緒あふれる世界の風景や人々の姿をお楽しみください。
【展覧会概要】
会 期 : 平成31年3月9日(土)-4月7日(日)
会 場 : まなびあテラス 特別展示室 入場無料
開館時間 : 9:00~18:00
休 館 日 : 第2・第4月曜日
主 催 : まなびあテラス
菅原洸人(すがはら・こうじん)
1922年山形県北村山郡東郷村(現・東根市)に生まれる。幼少期、北海道の親戚に養子に行くも、1938 年に家出し釧路市へ移る。1942年軍隊に入隊ののち結核を発病し、療養中に美術や文学、宗教などを学ぶ。戦後、東根へ戻り農業をしながら絵を描き、菅野矢一(すがの・やいち)に師事。その後、各地を放浪し、1953年に神戸へ移る。1970年、2ヶ月間のスケッチ旅行で初めて渡欧し、欧州各所を歴訪。以降は30年に渡ってパリと神戸を往復し、欧州の風物を専門に制作。1972 年頃から各地で個展を開催し、1975年には山形市の十字屋百貨店でも開催。サロン・ドートンヌ会員や神戸芸術文化会議会員となって活動をひろげ、2007 年に東根市で自治功労賞を受賞。2013年11月、91歳で逝去。