瀬戸蔵ミュージアム・瀬戸市美術館所蔵「瀬戸焼 受け継がれる千年の技と美」
2020年12月12日〜2021年01月31日
美術館|企画展
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愛知県瀬戸市は、千年余りのやきものの歴史と伝統を有するとともに、陶器と磁器を生産する窯業地として、日本のやきもの界をリードしてきました。本展では、瀬戸蔵ミュージアム・瀬戸市美術館が所蔵する1万点以上の作品群から選りすぐった作品を、章ごとのテーマに沿って展示します。
平安より現代まで受け継がれている瀬戸焼の技と美をご堪能ください。
【展覧会概要】
令和元・2年度市町村立美術館活性化事業 第20回共同巡回展
瀬戸蔵ミュージアム・瀬戸市美術館所蔵
瀬戸焼 受け継がれる千年の技と美
会 期:2020年12月12日(土)~2021年1月31日(日)
開館時間:9時~18時(最終入場17時30分まで)
休 館 日 :12/14(月)、12/28(月)~1/3(日)、1/12(火)、1/25(月)
入 場 料 :一般500円(400円)、中高生200円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金
※小学生以下および障がい者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料
主 催:まなびあテラス、第20回共同巡回展実行委員会
特別協力:瀬戸蔵ミュージアム、瀬戸市美術館
助 成:一般財団法人地域創造
第Ⅰ章 瀬戸焼のはじまりと展開
Ⅰ章では、平安時代に登場した「灰釉陶器」から「古瀬戸」、茶の湯文化への欲求に応えた室町時代・桃山時代の大窯による作品群をご覧いただきます。
第Ⅱ章 瀬戸焼の多様化
Ⅱ章では、江戸時代・尾張藩の保護下で生産された名工による一品物から、近世における瀬戸焼の多様化をご紹介します。
第Ⅲ章 磁器生産の開始と海外への進出
Ⅲ章では、瀬戸窯業界に一層の進展をもたらした磁器生産の初期作品から、海外で高い評価を得た豪華絢爛な作品を通して、近代化の歩みをたどります。
第Ⅳ章 職人から陶芸作家へ
Ⅳ章では、大正末から昭和中期までの個人作家の作品を通じ、陶工から個人作家への意識変容がもたらした瀬戸焼の新たな方向性をご紹介します。
第Ⅴ章 産業化と受け継がれる技
Ⅴ章では、千年の歴史の中で培ってきた技術と美的センスが産業面でも花開いた製品群をご紹介します。
上段左:灰釉縄手付瓶 【重要有形民俗文化財】 平安時代(11世紀中期) 瀬戸蔵ミュージアム蔵
上段右:染付花鳥図獅子鈕蓋付大飾壺 【瀬戸市指定有形文化財】 初代川本桝吉 明治9年(1876)頃 瀬戸蔵ミュージアム蔵
中段左:織部手鉢 加藤春岱 江戸時代(19世紀前期) 瀬戸蔵ミュージアム蔵
中段右:青地上絵金彩陽刻鷹図耳付花瓶(一対) 六代川本半助・濤川惣助 明治時代(19世紀後期) 瀬戸蔵ミュージアム蔵
下段左:黄瀬戸輪花鉢 加藤唐九郎 昭和35年(1960)瀬戸市美術館蔵
下段右:アン王女 テーケー名古屋人形製陶株式会社 平成3年(1991) 瀬戸蔵ミュージアム蔵
関連イベント
※各イベントは、新型コロナウイルスの影響から、予期せず内容変更・中止となる場合がありますのでご了承ください。
❶ 講演会「瀬戸焼の魅力」
日時:2020年12月12日(土) 11:00~12:00
講師:瀬戸蔵ミュージアム・武藤忠司館長
内容:展覧会の出展作品も交えながら、瀬戸焼の魅力をお話いただきます。
定員:30名程度 要予約
会場:まなびあテラス 講座室
申込:お電話または総合案内カウンターにて直接申込
※11月1日から予約受付開始します。
❷ 「瀬戸ノベルティ」体験ワークショップ ノベルティ金魚をつくろう!
日時:2020年12月19日(土) ①10:00~12:30 ②13:30~15:30
講師:瀬戸ノベルティ・こども創造館スタッフ
内容:瀬戸ノベルティの元祖のひとつである「浮き金魚」の作り方を職人さんから学び、絵付けをして、自分だけの浮き金魚を作ります。
定員:各回10名 小学生以上 要予約
会場:まなびあテラス アトリエ・講座室
参加費:一般600円、高校生以下300円
申込:お電話または総合案内カウンターにて直接申込
※11月1日から予約受付開始します。
❸色化粧土でオリジナルMy絵皿を作ろう!
日時:2021年1月9日(土) ①10:00~12:30 ②14:00~16:30
講師:千陶房 武田千秋氏(陶芸作家)
内容:粘土で好きな形の皿を作ったあと、陶芸用の色化粧土を使って絵付を行い、オリジナルの絵皿を作ります。
定員:各回5名 小学生対象(低学年は保護者同伴) 要予約
会場:まなびあテラス アトリエ
参加費:1,000円
申込:お電話または総合案内カウンターにて直接申込
※12月1日から予約受付開始します。
❹蕎麦猪口に絵付けしよう!―伝統文様を染付体験
日時:2021年1月16日(土) ①10:00~12:30 ②14:00~16:30
講師:矢萩誉大氏(磁器作家)
内容:陶磁器に使われる伝統文様を学びながら、呉須(青い顔料)を使って磁器の蕎麦猪口に伝統文様を絵付けします。
定員:各回6名 高校生以上 要予約
会場:まなびあテラス アトリエ
参加費:1,500円
申込:お電話または総合案内カウンターにて直接申込
※12月1日から予約受付開始します。
※写真は呉須の色味のイメージです。当日は蕎麦猪口に伝統文様等を絵付けします。
瀬戸蔵ミュージアム・瀬戸市美術館所蔵「瀬戸焼 受け継がれる千年の技と美」展
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