TOCHKA Playground!
2017年01月21日〜2017年03月12日
美術館|企画展
皆さんは、まなびあテラスの〝時報”をごらんになりましたか? エントランスホールにある4本の柱のモニター画面に毎時間、ペンライトで描いたイラストと時刻が浮かび上がります。
この時報は、光をテーマに映像や立体作品を制作するアーティストユニットTOCHKA(トーチカ)の二人と、東根市民のみなさんの共同作業で出来上がったものです。 昨年6月から東根市内各所で進められていた彼らのアートプロジェクト!! そのTOCHKA(トーチカ)の展覧会「TOCHKA Playground!」がいよいよ始まります!!
本展では彼らの代表作をはじめ、東根の人々とともに作り出した新作も発表します。
代表作「PiKAPiKA」は、仲間との遊びから生まれたプロジェクト。ペンライトで空中に描く光のアニメーションは、世界共通のコミュニケーションツールのように、その場を一体感で包み込む温かさがあります。
また、2016年夏に東根のさくらんぼ畑で中高生たちと制作した作品「山をえがく」や、東根のおばちゃん会議からはじまるインタラクティブ作品「PiKAPiKATryout #HIGASHINE」など、その作品どれもが、日常にある大切な課題を遊び心からひも解いていく批評性を感じさせます。技術的な側面が強い表現でありつつもどこか懐かしく、光と影を柔らかくとりこんだ遊び場(=Playground)のような展覧会に是非足をお運びください。
概要
【開催概要】
会場:まなびあテラス 市民ギャラリー[入場無料]
会期:2017年1月21日(土)~3月12日(日) 9:00~18:00
休館日:第2・第4月曜日(1月23日、2月13日、2月27日)
【トーチカプロフィール】
ナガタタケシとモンノカヅエによるアーティストユニット。1998年に活動開始。空中に光で描くライトペンディングのアニメーション作品を中心に、様々な手法で「活動絵画」を生み出している。制作においては「実験精神」を掲げ、試行錯誤の中から、ハッピーアクシデント(偶発的な幸運な出来事)を誘う。芸術活動のほか、テレビコマーシャルなどの商業作品の制作も行っている。主な作品として、「PiKAPiKA」(文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞[2006])、「TRACK」(オランダ国際アニメーション映画祭ノンナラティヴ部門グランプリ・観客賞グランプリ[ 2016])など。
─
【関連企画】
2017年1月21日(土) 14:00~ トーチカによるアーティストトーク
主催=まなびあテラス 企画協力=halken LLP 制作協力=NHKプラネット
協力=東根市さくらんぼタントクルセンター、ひがしねあそびあランド、東根市森林組合、JA
さくらんぼひがしね、梅ヶ枝清水、東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)、大阪
電気通信大学、東北芸術工科大学、TRNK、八木良太、まなびあテラス ティーンズサポーター