100%ORANGE展 本の絵、絵の本
2019年08月31日〜2019年11月04日
美術館|イベント・企画展・展覧会・告知
100%ORANGEの100%図書室がオープンします。
結成から20年以上。よく知られる新潮文庫「Yonda?」のパンダをはじめ、ポスター、パッケージ、書籍の装丁など、私たちの日常のシーンにすっかり溶け込んでいる100%ORANGEのイラストレーション。本展では、100%ORANGEの本まわりの仕事にスポットをあて、自著をはじめ、装丁や装画を手がけた100冊を超える書籍を、原画や本まわりの仕事とともに展示いたします。
時代とともにうつろう「かわいい」のなかで、ゆらぐことのないピュアな眼差しと筆致で子どもの世界を描いてきた100%ORANGE。その懐かしく愛しい絵と本の世界へ、どうぞ。
100%ORANGE
イラストレーター。及川賢治と竹内繭子の2人組。東京都在住。イラストレーション、絵本、漫画、アニメーションなどを制作している。イラストレーションに「新潮文庫 Yonda?」(新潮社)、「母の友」表紙(福音館書店)、絵本に『ぶぅさんのブー』(福音館書店)、『思いつき大百科辞典』(学研)、『ひとりごと絵本』(リトルモア)、漫画に『SUNAO SUNAO』(平凡社)などがある。『よしおくんが ぎゅうにゅうを こぼしてしまった おはなし』(岩崎書店)で第13回日本絵本賞大賞を受賞。
www.100orange.net
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100%ORANGE展 本の絵、絵の本
日 時:2019年8月31日(土)~11月4日(月・祝)
※休館日:9月9日(月)、24日(火)、10月15日(火)、28日(月)
場 所:特別展示室
開館時間:9:00~18:00
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オープニングイベント
8月31日(土)14:00~16:00 ※予約不要
「リンゴリらっぱ」でカンパイ!
いま注目を集める山形県最上地方のリンゴ・カンパニー「リンゴリらっぱ」の商品パッケージも、100%ORANGEが描いたもの。本展のオープンを記念し、豪雪と寒暖差が育んだ甘く風味豊かなリンゴジュースとシードルで乾杯しましょう。
ギャラリートーク 及川賢治(100%ORANGE)×小板橋基希(akaoni)
ポスターやパッケージのデザインワークで100%ORANGEとコラボレーションしている山形のデザイン事務所「akaoni」。同社代表でデザイナーの小板橋基希氏をゲストにお招きし、長く愛され続ける100%ORANGEのイラストの魅力に迫ります。
【ゲストプロフィール】
小板橋基希(株式会社アカオニ)
アートディレクター/デザイナー
1975年群馬県中之条町生まれ。2004年〈アカオニデザイン〉設立。以来、グラフィックデザインからWeb、写真、動画、コピーワークなどあらゆるクリエイティブを駆使するデザインチームのリーダーとして、ブランディングや商品開発や広報さらには私生活の些細な相談事に至るまで、全国津々浦々に点在するクライアントの様々な要望に応えている。2015年にはまちづくりカンパニーである株式会社マルアールの立ち上げに参加し現在は取締役を務める。2016年社名を〈アカオニ〉に変更した。
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(左)『ひとりごと絵本』 100%ORANGE著、リトルモア、2012年
(右)『新装版 魔女の宅急便』 角野栄子著、角川文庫、2015年
(左)『アメリ』 イポリト・ベルナール著、リトルモア、2001年
(右)『yom yom』 新潮社
『ぶぅさんのブー』原画 (『ぶぅさんのブー』 100%ORANGE著、福音館書店、2005年)
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主催:まなびあテラス
アートディレクション:kanabou
企画:宮本武典、まなびあテラス
協力:NHKプラネット